木佐木ただまさ
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仲間に加わって初めての選挙。何よりうれしい日本共産党の躍進と故郷沖縄での全区勝利…みんなのつるみ1月号より

鶴見区の後援会が発行している「月刊 みんなのつるみ」という機関紙があります。

そこに掲載された、昨年新しく仲間になってくれたFさんへのインタビュー記事を紹介します。

『仲間に加わって初めての選挙。何よりうれしい日本共産党の躍進と故郷沖縄での全区勝利』

12月の衆院選での日本共産党大躍進を多くの支持者・読者・後援会員の方が喜んでいますが、なかでも昨年六月に入党、市場支部の一員として初めての選挙をたたかった沖縄・宮古島出身のFさんはその感慨ひとしおです。「この勝利を地方選にかならずつなげる」と元気なFさんにお話を伺いました。

―共産党の大躍進。初めての選挙どうでしたか。

あまりの嬉しさにあちこち電話しました。

地区や区の事務所にも電話したのですが繋がらなくて、なんとしてもこの喜びをとパソコンで打って地区へファックスしました。

―宮古島のご出身とききましたが

昭和23年生まれの66歳です。高校を出て名古屋の大学を中退、東京の印刷工場や家庭を持ってからは川崎でプラント配管の仕事をして働き続けました。

四年前、ちょっと困ったことがあって古谷やすひこ議員に相談に乗ってもらったのが本格的な「赤旗」との付き合いの始まりです。

安倍政権への怒り

「赤旗」を読みながら安倍首相のやろうとしていることにすごい危機感を持っていました。そんなとき古谷議員と地元地域支部のKさんから是非と勧められました。

安倍政権の「戦争する国づくり」や「辺野古新基地ノ―」の沖縄県民の気持ちをないがしろにした安倍政権の横暴なやり方と闘うにはこれしかないと心をきめました

―知事選で翁長さん勝利…

 仲井真前知事は「辺野古基地ノ―」で当選していながら麻痺でもしたのか、県民総意の「建白書」を海底になげすて自身は自民党に釣りあげられしまった。

県民は「基地問題をこれ以上子孫に残したくない」「沖縄県民は簡単にこころは売らない」と翁長さんを候補に、初めて保革連合の「オール沖縄」ができ選挙戦に大突入しました。これは県民の大きな誇りです。

 仲井真陣営は劣勢が見えてきたとき、これは共産党の策略だなどと誹謗中傷作戦に出てきましたが県民の怒りと願いはつよく、激しい選挙戦の結果10万票の大差で大圧勝となりました。嬉しかったです。踊るほど嬉しくて涙流しながら何度も乾杯をし、美酒に酔い、田舎にも電話してともに喜びあいました。

この勝利は全国的に大きな影響を与えたと思っています。

ビラまきをかって出て

足が不自由なのですが自転車に乗って市場駅や尻手駅、鶴見駅に駆けつけました。「安倍の戦争する国づくり許さんぞ」の一念です。地域は違ってもやらせて下さいとユニホームに腕章を借りてビラをまきました。

沖縄の人がたくさん散歩に来る潮田公園にも出向きビラを渡し、沖縄知事選のことなど話しながら支持を訴えました。

余談ですが宮古島と沖縄本島では方言がまるで違うのです。でも一生懸命沖縄のこころと共産党の政策をつなげて話しました。

青年の未来に希望

―選挙中感じたことは…

初盤、共産党は6%くらいの支持だろうとマスコミに言われていました。

駅頭でのビラの受け取りも一時間で6枚くらい。それが中盤から終盤になると20枚を楽に超えた。よし10%を超えたなと思いましたね。

若い人、特に女性の受け取りが目立ちました。寒いのにわざわざ手袋をはずして受け取ってくれる人がたくさんいて我ながら感動し、未来は捨てたものではない、彼ら、彼女らはけっして投げやりではないと未来に大きく希望を感じました。結果は南関東で3人当選、オール沖縄も圧勝でした。

嬉しくて宮古島の姉兄弟への賀状には「勝利におごることなく今年を地方選勝利の輝かしい年としましょう」と書きました。地方選でも頑張りますよ。

―ありがとうございました

機関紙「月刊 みんなのつるみ1月号」より